「つぼやき」 いが

空き瓶は・・・
 中身が入る前は、容器。
 中身が入れば、商品。
 中身が無くなれば、ごみ?
 でも、また瓶に生まれ変わるのであれば原材料、花を活ければ花瓶。
お菓子の空き袋だって、果物の皮だって、魚の骨だって、動物のウンチだって、
蝉の遺骸だって同じだ。
ごみとは、実体のないもの。
ごみとは、定義の無いもの。
自分にとって不必要で、邪魔なものはごみ。
たとえそれが、別の人にとって必要でも、地球にとって有害でも・・
ごみとは、それぞれの心が決めるもの。
自分の心のごみ箱が溢れていないだろうか・・
自分にとっていらないもの、ではなく、誰にとって必要か、を考える人でありたい。
人間であるために・・
今日もバスの優先席は若い人が占領している。
その傍らで、お婆さんが手すりにつかまって立っていても。
そして、その様子を横目で盗みながら、何も行動しない私も、ここにいる。
自分の心のごみ箱が溢れていないだろうか・・
明日は、バスの中で皆さんにお願いしてみようかな。
心のごみ箱を、ひっくり返してみようかな。
自分であるために・・
いが

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